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前著『腸脳力』について

 

腸脳力の世界へようこそ!(内容紹介) ←クリックすると下記の画像の解説があります!

「実践!腸脳力」書籍リリース.pdf
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●スピンオフマンガ「腸脳力物語」最終回

約2年間に渡って続けられてきた「腸脳力物語」も今回で最終回です。

改めてお読み頂いた皆様に感謝致します。

腸という消化器官から始まった旅は、ミトコンドリアという、私達のなかに存在する最も近しい隣人の存在を確認作業から始まり、生き物としての本質を辿り、最後は私達はなぜ人として他の動物とは違う生き方をしているのか? という哲学的な問いにまで至りました。
それだけに明確な答えはありませんが、一人一人が自らのなかに答えを求めることが大事であり、その具体的なキーワードであり、具体的なアイテムである「腸」が文字通り、私達のなかに内包されているわけです。

腸を巡る旅はいったんここで終わりますが、またどこかでお会いすることもあるでしょう。

最後になりましたが、もう一度お読み頂いたすべての皆様に感謝致します。
ありがとうございました!

 

バックナンバー 

作者・長沼敬憲より「連載を終えるにあたって」

 

まだ書籍『腸脳力』が世に出る前のこと。

 

原稿をまとめ、せっせと編集作業を続ける中で、(当時)担当の下村さんが「イラストも長沼さんが描いたものを使いましょう」。

 

――この何気ない言葉(?)が、その後2年近くにわたって続くことになる大河4コマ漫画、「腸脳力物語」誕生のきっかけでした。

 

絵を描くのはもともと好きだったので、僕が編集者として本を作る時は、自分でラフを描いてイラストレーターさんに「こんなふうに描いてください」と渡してはいました。でも、自分の本で使うことになるとは……。

 

言われるままに描いたところ、案外と好評で、結局、それで味を占めたのかもしれせん。笑

 

発売後、書籍の専用サイトにもイラストを入れようという話になったわけですが、どういう流れだったのか、4コマ漫画を描いて渡していました。

 

以来、ほぼ週一回のペースで連載を続けることになり……。次第に販促の域を超えていき……。笑

 

「何とか百話まで続けましょう。 そこまで行けば、きっと見えてくるものがあると思いますから! 」

 

あまり論理的とは言えない励ましにつられ、仕事が超多忙な時も、旅行で家を開ける時も、テンションが高い時も、低い時も、雨の日も、風の日も……。

 

僕が下書きし、下村さんが色塗りをしてアップするという不思議なチームワークで、究極のルーティンワークが続き……。

 

まあ、その時その時、あまり深く考えずに続けてきたのが正直なところですが、こうして連載を終えたいま、果たして何が見えてきたのか?

 

いま僕が見ているもの……、それは「形にする」ということの大切さです。思いが大事だという人もいますが、思いは形のためにこそある。

 

形にすることこそが、創造(create)であるわけだから、有無を言わずに、とにかくやってみる。そうすると、出来上がったものが踏み台になって、少しだけ先が見えるようになる。

 

こうした踏み台を重ねていけば、もっと先が見える。

 

自信というのは、何かが完璧にこなせるから得られるものではなく、やったことを受け止め、肯定することで自然と湧いてくるもの。

 

見えてきた景色はじつは何気ない日常でしかなかったりしますが、その日常を見ている僕は前よりも健康で、希望に満ちている。笑

 

それは、人の評価ではなく、自分の評価を積み重ねてきたから。決めたことをやることで、下村さんとの、たぶん、読者の皆さんとのつながりを積み重ねてこられたから。

 

最後の回の一コマに、何もできなかった少年が自己と出会い……と、ちょっとセンチメンタルなフレーズがありますが、僕のイメージする「自己との出会い」はそれほどすごいものではありません。

 

だって、「ただ自分でいればいい」だけなのだから……。

 

他の何かになろうとすることのほうが、よっぽど大変なのに、よっぽど能力が必要なはずなのに、みんなそれをやれているでしょう?

 

それだけ頑張っているのだから、十分に自信を持って生きていいはずなのに、周りと比較して、自分はダメだと思ってしまうのはなぜ?

 

自分でいいと思ったことを、自分の判断でやってみて、うまくいったこともいかなかったことも含め、まあいいかと思う。

 

自己肯定というのは、それくらい「軽い」ものでいいと、僕は感じます。

 

自己責任とか言うと大袈裟だし、単に自分を好きになる(無条件でね)ということでいいと思うんですが、ただそれだけ、たったそれだけのことで、たぶん、こうして生きていることに問題はなくなる気がします。

 

「腸脳力物語」を100話にわたって連載してきたことも、それ自体に意味があるわけではなく、その時その時、いろいろと感じてきたことが、いまの僕の心の奥に確実に刻印されている、その無形の財産みたいなものが大事なんでしょう。

 

まあ、そうした影響が読者の皆さんに及んでいたら、それはそれで、もちろんうれしい。

 

見えないすがた、聞こえてこない声、感じられない雰囲気のなかに充満する、この世界を形作っている何かに対して、僕はつねに感謝しています。

 

僕は、ヒトという存在に対して悲観的な思いはあまりなく、それどころか、「こんなもんじゃないだろう」という、とても強い情熱みたいなものがつねに宿っています。

 

一言だけいえるのは、僕が感じているヒトのすがたは、もっと無条件にすごいものだということ。僕の思いの中では、強い光のかたまりのようなものが、確実に出来上がっています。

 

だから、その思いを信じて、その思いを少しでも形にしていけることを信じて、そして、このままでも十分に満たされている自分のなかの豊かさを信じて、これからも「物語」を描き続けていきます。続編はもう始まっているのでしょう。

 

これまでご愛読いただき、どうもありがとうございました。2014年、また新しいことを始めていきます。「腸脳力物語」、面白かったですか?

 

僕の描いた絵も、終わりに向かうほど、上達していますよね? 笑

 

 

 

2013年12月25日

長沼敬憲

●著者・長沼敬憲、ラジオに登場!

2013年1月14日、1242AMラジオ ニッポン放送「エイジス」に生出演しました!

 

パーソナリティーはSILVAさん。

当日は7年ぶりの大雪で、交通情報やら気象情報やら、生番組ならではのハプニング続き!

それでも、今回のテーマ「腸脳力」について、じっくりお話しできました。

 

 

 

 

2012年5月13日(日)、20(日)の朝5〜6時、ラジオJ-WAVEの朝の番組「J-WAVE SUNDAY LIBRARY」にゲスト出演しました。

ナビゲーターは元フジテレビアナウンサーの深沢里奈さん。


「キレイの秘密はハラにあり!」というテーマで、2週にわたってたっぷりと著書「腸脳力」にまつわるお話を展開しました。(写真は収録風景です)

 

 

 

 

 

●もっと知りたい人のために……

2012年12月、クエストカフェさんに、ディープなインタビューをしていただきました。

 

 

 

著者・長沼敬憲のインタビューが生命科学情報室のサイトに掲載されました。

本書『腸脳力』刊行の経緯や読者の方へのメッセージが掲載されていますので、
是非ご一読下さい。 ページへ